製造部門とライン部門、必要なスキルは?

的確にミスなく作業する器用さや集中力が製造には必要

工場の製造業では、完璧な商品を作ることが重要です。何か落ち度があると、その商品は市場に出すことができません。例えば塗料製造では、指示された分量通りに数滴の狂いもなく色を混ぜる必要があります。ブルーグレーというカラーを作るときに、ブルー色とグレー色の配分を1滴でも間違えるとミスになってしまいます。塗料製造に限らず、製造部門では物事を的確に行うスキルが不可欠です。そのためには集中力や器用さも求められるでしょう。「これくらいいいだろう」という適当な考えや雑な作業では、ミスが増えてしまいます。やり直しをしていると納期に遅れてしまうことがあるのです。製造部門においては、少し神経質なくらいきちんとした仕事ができる能力が要ります。

ライン作業は継続力や単調な作業が得意かどうかが問われる

流れ作業をひたすら行うライン部門も、工場ではよく見られる業務です。特に資格も要らないので一見簡単に見えますが、いくつか必要になってくるスキルがあります。まず朝から夕方まで同じ単調作業を繰り返すことになるので、飽き性では務まりません。単純作業を続ける能力が必須です。趣味でパズルやプラモデルのガンダムを1日作り続けることができるような人ならば、こうしたスキルを持っているでしょう。当然のことながら、ずっと続ける継続力も重要です。そのほかに、ライン作業は立ちっぱなしになるので体力があるかどうかも問われます。足腰に自信があり、ルーティーンワークが得意であれば、ライン部門で活躍できるのではないでしょうか。